Amazon EBS(Elastic Block Store)の基礎

EC2向けブロックストレージであるEBSの概要、ボリュームタイプの違い、スナップショットの基本を整理します。

初心者向け:Amazon EBS(Elastic Block Store)とは

1. Amazon EBSの概要

Amazon Elastic Block Store(EBS)は、EC2インスタンス向けのブロックストレージサービスです。EBSで作成されたストレージは「EBSボリューム」と呼ばれ、EC2インスタンスにアタッチ(接続)して利用します。EBSボリュームは、ハードディスクのようにマウントして使うことができます。

EBSボリュームにはいくつかの種類があり、用途やパフォーマンス、料金が異なります。利用頻度や目的に応じて最適なボリュームを選択しましょう。


2. EBSボリュームの種類

| ボリューム | 概要 | 1GBあたりの利用料金 | ユースケース | |:---|:---|:---|:---| | 汎用SSD(gp2) | 標準的な設定で最も汎用的なボリューム。2020年12月より高スループットなgp3が発表されています。 | 高額 | ブートボリューム、開発テスト環境など | | プロビジョンドIOPS SSD(io2) | 必要なIOPS(1秒あたりの読み書きアクセス数)を指定して作成する高性能ボリューム。2020年8月に高い耐久性のio2が発表されています。 | 最も高額 | 高スループットを要求するシステム | | スループット最適化HDD(st1) | 高スループットを実現しつつ、利用料金を抑えたボリューム。 | 低額 | データウェアハウス、ビッグデータ分析 | | Cold HDD(sc1) | データのアーカイブなど利用頻度の低い大量データの格納に向くボリューム。 | 最も低額 | ログデータ、アーカイブ |


3. EBSスナップショット

EBSボリュームのバックアップは「スナップショット」として取得できます。スナップショットはS3に保存され、増分バックアップ方式で効率的に管理されます。

  • スナップショットはリージョン内に保存されます。
  • 取得したスナップショットを使って新しいEBSボリュームを作成できます。
  • アベイラビリティゾーンを指定して復元可能です。
  • スナップショットは異なるAWSアカウントやリージョンにも複製できます。

4. まとめ

  • EBSはEC2向けの高機能なストレージサービス
  • 用途やコストに応じてボリュームタイプを選択
  • バックアップやリストアも簡単に実施可能

5. 参考リンク


重要ポイント

  • EBSはEC2向けブロックストレージ
  • 用途/性能/価格でボリュームタイプを選ぶ
  • gp系は汎用SSDで一般的
  • io系は高IOPS向け
  • スナップショットでバックアップ/複製ができる

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